一回目 2023/12/25 二回目 2024/01/24 ユングの分析心理学理論は、実験精神医学を起点として、自らの心と向き合う作業、広範な文献研究、さらにクライエントとの分析という共同作業により構築されてきた。ユング…
一回目 2023/12/21 二回目 2024/01/23 ユングは、個性化を人生の目的と考えた。個性化とは何か?ユング自身の個性化に関する記述をたどりながら、ユング派の分析家、心理療法家による理解を紹介しつつ、個性化過…
一回目 2023/12/20 二回目 2024/01/22 心は本来全体的であるとすれば、ペルソナが男性―女性軸のうちの一方にかたよって形成された場合、生きられていない心の側面は、心の内なる異性像、アニマあるいはアニムス…
一回目 2023/12/19 二回目 2024/01/21 ユングは人が社会の要請に応じながら自分の人生を生きていくときに引き受ける役割をペルソナと名付けた。社会生活においてペルソナは不可欠だが、ペルソナと自我との同一化…
一回目 2023/12/18 二回目 2024/01/21 ユングは、クライエントの夢や幻想の理解において、神話や昔話のモティーフを根拠として用いた。それらのモティーフの生成に関わる集合的無意識に存在するイメージの枠組み…
一回目 2023/12/12 二回目 2024/01/20 フロイトの精神分析が自我の発達を重視するのに対してユング心理学では、自我と無意識の間の相互作用やその間に生じる補償といったダイナミックな現象に着目している。フロ…
一回目 2023/12/04 二回目 2024/01/20 概要 C.G.ユングは、近代におけるパーソナリティ研究の先駆者の一人である。言語連想実験を活用して、無意識の作用を実験精神医学の手法によって証明する研究を行い、…
一回目 2023/12/05 二回目 2024/01/19 概要 精神分析は、現在どのような展開をみせており、臨床的な応用がされているのだろうか。さらには、精神分析的アプローチの治療効果にまつわるエビデンスの問題、精神分…
精神分析的心理療法はどのように開始され、どのように終わるのか。そのプロセスでは何が起こっていくのだろうか。治療的な変化を引き起こす機序、困難な事例へのアプローチ、精神分析との違いなど、精神分析的心理療法の実際にまつわるテ…
一回目 2023/11/20 二回目 2024/01/08 「対象」というと自分の外側にある物や相手をイメージするだろうが、対象関係論では主に「内的対象」を指す。私たちの心のなかの「自己-対象」表象の性質が、現実のできご…
一回目 2023/11/18 二回目 2024/01/07 精神分析による心の発達のとらえ方は、欲動中心から二者関係の視点、環境との相互作用をふまえた発達論へと展開している。親(養育者)との情緒交流を通した自己の形成、そ…
フロイトは、心のはたらき方や構造をどのようにとらえたのだろうか。心のモデルである局所論と構造論を紹介し、快原理・現実原理を説明する。そして、不安から心をまもる自我のはたらきである防衛機制、心の組織化の問題を論じる。 【キ…
一回目 2023/11/14 二回目 2024/01/04 無意識を知る手がかりは「夢」であったり、何かが失われるという対象喪失の経験であったりする。フロイトがみいだしたエディプス・コンプレックスの意義を含めて、無意識と…
一回目 2023/11/02 二回目 2024/01/03 精神分析は治療実践であるとともに、人間の心に関する理論の体系である。精神分析臨床は何をめざすのだろうか。フロイトが取り組んだヒステリーの治療とは、そして精神分析…
2023.11.11 一回目 2024.01.02 二回目 精神分析とユング心理学は、自分自身の心を見つめ、その無意識と意識のあいだに生じる相互作用に着目する心へのアプローチである。ユングとフロイトの出会いから訣別まで…