第7回(Zoom) 統計的分析
統計的分析
1. データの収集
→種々の⽅法を⽤いて、データを収集する 参照: 『⼼理学研究法(ʼ20)』
2. 記述統計
3. 推測統計
→統計的分析 参照: 『⼼理学統計法(ʼ21)』
統計的検定
注⽬している変数において、ある条件間で、⺟集団の値に「差」があるかを検定する
1. 「条件間には差がない」という仮説(帰無仮説)を⽴てる⇄対⽴仮説(採択したい仮説)
2. 収集したデータから「条件間の差」の⼤きさを表す指標(=検定統計量、たとえばt値)を算出する
3. 対応する分布(たとえばt分布)において、その統計量が棄却域に⼊れば(観測された差が偶然に起こる確率がかなり低ければ→有意⽔準)、帰無仮説を棄却し、対⽴仮説を採択する
有意⽔準
• よく⽤いられるのは5%
→数学的な根拠があるわけではない
→20回に1回は棄却すべきではない帰無仮説を誤って棄却
→t検定を繰り返してはいけない
(例えば、A、B、Cという3つのグループを、
AーB、BーC、AーCと2つずつ⽐較すると、帰無仮説を、少なくとも1回、
誤って棄却してしまう確率は約14%(1-.953≒.14