第9回 心理療法5 ―マインドフルネス―

第9回 心理療法5
―マインドフルネス―

近年、種々の心理療法に導入されているマインドフルネスの考え方や技法について解説する。

【キーワード】
マインドフルネス、瞑想、脱中心化


1.マインドフルネスとは

八正道(はっしょうどう)

正見しょうけん、正命しょうみょう、正思惟しょうしゆい、正精進しょうしょうじん、正語しょうご、正念しょうねん、正業しょうごう、正定しょうじょう

正念しょうねん → 英語でマインド・フルネス

1979年 カバットジン

「あるがままの状況に対して、意図的に、今のこの瞬間に、評価せず、注意を向けることで生じる気づき」

2.マインドフルネスの練習

(1)フォーマル練習・・・集中瞑想、洞察瞑想、思いやり瞑想

(2)インフォーマル練習・・・日常生活での実践

(3)マインドフルネスの体現

マインドフルネスの態度・・・評価しない(non-judging)、力まない(non-strving)、初心(beginner’s mind)、忍耐(patience)、受容(acceptance)、解き放つ(letting go)、信頼(trust)

3.マインドフルネス指向の心理療法

(1)マインドフルネスに基づいた心理療法

(2)マインドフルネスの知見を教示する心理療法

(3)治療者のマインドフルネス

4.最後に

https://goamra.org/resources/

Pocket
LINEで送る