第11回 イメージを用いた心理療法
心理と教育へのいざない。
第11回 イメージを用いた心理療法
小野けい子
イメージを用いた心理療法として、箱庭療法、MSSM法、夢分析を紹介している。
■心理療法(フロイトとユング)
「無意識への道路」フロイト
「夢分析」夢は無意識への王道である
自由連想法
ユング 夢療法
エレンベルガー「無意識の発見」
■箱庭療法
ドラ・M.カルフ
1956年カルフ
カルフ箱庭療法 ドラ・M・カルフ(誠信書房)
■MSSM法
「ドナルド・ウィニコット」が行なっていた治療者とクライエントが交互に殴り描きし、見えたものに彩色をするスクイグル法 (squiggle)とクライエント一人が殴り描きと彩色を行なうスクリブル法 (scribble) を一枚の用紙の上で行なえるように創られた療法。英語ではMutual Scribble Story makingと言う。
■夢分析
心理と教育へのいざない。
目次
1 教育とは
2 教育と社会
3 教育と行政:教育の政策、法・制度、管理・経営
4 学校教育
5 大人が学ぶ理由:生涯学習
6 記憶のしくみ:教育心理学
7 赤ちゃんの心:発達心理学
8 対人認知:社会心理学
9 「見える」から「見る」へ:心理学と臨床心理学
10 臨床心理学と心理療法
11 イメージを用いた心理療法 ← 今回
12 教育現場におけるカウンセリング
13 医療における心理臨床
14 あいだの臨床心理学
15 課題と展望