月初めです。ワークライフバランスを考える。

人生を毎日、楽しんで生きよう。仕事はそこそこに幸せに生きよう。

今週は、昨日も書いたが残業が続いている。朝起きてご飯を食べて、仕事、終わって夕飯食べて寝る生活になっている。これは家畜か奴隷かという生活である。やはり、せめて定時退社をしないと自由時間が取れない生活になる。これで生きていると言えるのだろうか。一番いいのは労働をしないのがいいのだろう。しかし、会社を辞めてしまうと定時収入が無くなるそれはそれで心理的に大変になる。ワークライフバランスの問題なのだろうか。

10億円を手にして初めて「月給」の凄さがわかる

結局、もう働かなくてもいい状況をつくることが、労働奴隷を辞めるのに重要だ。

田舎の小さな家に住んでいても、自分の家があって、地域の平均以上の不労所得があり、その収入に満足できるなら、あなたはすでに働かなくても良い状態だ。

「もう働かなくてもいい状況」には、ふたつの意味がある。

ひとつは、自分が直接働かない自由を手に入れ、なおかつ収入が得られること。

もうひとつは、自分の精神や思考が自由になり、人と比べる必要がなくなること。つまり、肉体と精神の双方で自由を得た人こそが、真のお金持ちなのだ。

私の経験上、現実にお金持ちになると、自分にどれだけお金があるのかわからなくなる瞬間が来る。

投資した資産や会社の価値が計算できず、通帳にいくらあるのかもわからない。

自分の資産の規模を知るために、誰かの手を借りなくてはならない。現金資産も株価に連動して時々刻々と変動するので、ランチのあいだにも家一軒分のお金が増えたり減ったりする。人と比べたくても比べられない状況になるのだ。

だから、私は自分の財産がいまどれだけあるかわかる人は、じつはそう大したお金持ちではないと思っている。

このように、お金持ちかどうかを財産の額で決めることはできない。お金持ちとは、もうお金を稼ぐ必要がなくなった人のことだからだ。

ある日突然10億円を手にしたらあなたは会社を辞めますか? その選択は意外に賢くないかもしれません。韓国で100万部の大ヒット。とてつもなく貧しい境遇から成り上がり、韓国人として初めて、アメリカの外食産業で大成功した希代の起業家、キム・スンホ氏が語る「伝説のお金の授業」を邦訳版として書籍化した『お金は君を見ている 最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けします。

10億円を手にして初めて「月給」の凄さがわかる
会社員のジェウク氏はある日、子どものいない伯父から10億円という大金を相続した。これからお金持ちの人生が待っているんだと思ってわくわくしたが、遺書をよく読むとふたつの条件が書かれていた。ひとつ、遺産を一銭も失ってはならない。ふたつ、年間の物価上昇率は利益から差し引く。
どうやら伯父は、自分の身内が贅沢や放蕩生活で資産を食いつぶすのを見たくなかったようだ。そこで伯父は、お金をしっかり管理できる者だけに遺産を相続させようと考えた。もしこの条件のうちひとつでも破れば、遺産はただちに回収するという但(ただし)書きもあった。

さて、どうしたものか。ジェウク氏は頭を悩ませた。10億円は、誰もが容易に稼げるような額ではない。毎日10万円ずつ、約30年かけてやっと貯められる大金だ。不動産を購入して賃貸に出す方法がよさそうだが、家賃滞納のリスクはあるし、固定資産税や不動産価格の変動も考慮する必要がある。株式投資はもっと恐ろしい方法だ。

「最も安全なのは、貯蓄して利子を受け取ることだろう」

銀行預金なら元本も保証されている。そこでジェウク氏は、2020年4月現在の韓国各銀行の利率と商品を調べてみた。

年677万円の収益を得られるかKB国民銀行の1年満期定期預金の金利は年0・80%だ。

NH農協銀行の定期預金「大満足実質預金」は基本金利が年0・75%。

ウリィ銀行の「WON預金」は年0・65%。ハナ銀行の「株取引定期預金」と「高段位プラス定期預金」はそれ0・75%と年0・70%だった。政府の基準金利引き下げのため、利率はほぼ1%以下になっている。

1年満期定期の利率が0・80%と最も高いので、10億円を預金すると利子は800万円だ。

15・4%の利子課税123万を差し引くと、満期時の手取りは10億677万円。

年に677万円の収益があれば、十分に余裕のある暮らしができそうだ、とジェウク氏は考えた。

ところで韓国統計庁の消費者物価調査によれば、ここ5年間の消費者物価上昇率の平均は1・1%だ。

幸い2019年度の物価上昇率は0・4%だったので、10億円の0・4%にあたる400万円が目減りしたとして、これを利子から差し引くと、277万円の利益が出たことになる。

これを12カ月で割ると、23万円程度にしかならない。10億円という大金を相続し、富豪として素敵な人生を送れると思っていたのに。ジェウク氏は仕事を辞めたことを後悔した。

「月給23万円」でも億万長者に匹敵する
これはあくまでも例え話だが、私たちはジェウク氏のケースから3つの教訓を得ることができる。

ひとつ、10億円は大金だが、損失を出さずに一定の所得を得ようとすると、意外に少額なお金だ。逆に言うと、あなたに23万円の定期収入があれば、23億円を保有する資産家と大差ないということだ。一般に定期収入は、実際の金額の100倍の規模の力をもっていると言われる。それくらい定期的な資産は価値が高く、高品質な資産なのだ。

ふたつ、お金を守ることは、お金を稼ぐのと同じくらい難しい。お金を失わないように守ることは、簡単ではない。必ず、その方法を学ばねばならない。お金を稼ぐことは機会と運に恵まれれば可能だが、お金を守ることは学習と経験と知識が絶対に必要だ。

3つ、本当に10億円を手にしたとしても、月給23万円のサラリーマンの生活を踏み外した瞬間、財産は減っていく可能性がある。これらの事実を認識し、つつましく暮らすべきだ。あなたは10億円を稼げる人なのだから、いまのうちにこの知恵を学んでおこう。

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