第15回 死ぬということ 死にゆく人々と残される人々の心理について、悲嘆反応や喪の作業などの理論をふまえ、そのプロセスをたどるとともに、心理臨床的支援について論じる。 【キーワード】 悲嘆反応、喪の作業、自死、デス・エデ…
第14回 認知症の人に対する支援 認知症の人が地域で生活していくためには、医療介護の専門職との連携が重要である。認知症の人の心理をふまえ、支援にあたっての基本的な考え方や認知機能の低下による課題とその対応について、家族へ…
第13回 高齢者に対する心理臨床(2)―心理的介入のための方法― 高齢者に対する心理的支援のための方法について、高齢者への理解から心理的介入、評価に至る過程について、ケースフォーミュレーションの流れに準拠しながら、事例を…
第12回 認知症の理解 認知症は頻度が高く、生活に大きな影響を与えることから、高齢者の心理的問題を考える上で重要なテーマである。ここでは、認知症の原因疾患と主な症状とその検査、治療法について解説する。 【キーワード】 認…
第11回 高齢者に対する心理臨床(1)―理解に焦点をあてて- 老年期といいう発達段階にある高齢者の心理に焦点をあて、事例を交えながら、その理解について、方法論も含めて論じる。 【キーワード】 心理臨床の役割、アセスメント…
第10回 老年期という時期 老年期は発達的どのような時期なのか、心理学の中でどのように位置付けられているのかということについて、高齢者の置かれている状況、悩み、エイジズムを踏まえながら論じる。また、老年期に関わる諸理論に…
第9回 こころとからだのエイジング -知的機能を中心にして- 知的機能(知能、記憶など)のエイジングの特性とその背景要因、機能維持のための方略、そして、アセスメント等について論じる。 【キーワード】 知的機能、知能、CH…
第8回 こころとからだのエイジング-からだを中心にして- 身体機能(感覚・知覚・身体面)のエイジングによる低下は、社会参加や心理的側面に影響を与える。本章では、その特性と適応をめぐる問題をふまえ、心理臨床的支援との関連に…
第7回 定年退職にかかわる心理臨床 定年退職への心理的適応について、 定年前から定年退職へのプロセスをふまえ、退職後の人間関係の再構築など生活構造の大幅な変化に直面した人々への心理臨床的支援について論じる。 【キーワード…
第6回 人生の途中で病・障害をかかえるということ 不測の事態により人生の半ばで自らが障害を負ったり、病に見舞われた人々、そしてそれを支える周囲の人々の心理と、その際の心理的な支援について論じる。 【キーワード】 中途障害…
第5回 家族にかかわる心理臨床 夫婦の不和や離婚、子どもの養育ならびに巣立ち、老親介護をめぐる家族役割への適応など、人生後半期の家族にかかわる問題と心理臨床的支援について論じる。 【キーワード】 夫妻間不和、熟年離婚、家…
第4回 働くことにかかわる心理臨床 キャリア発達、ワーク・ライフ・バランス、職場復帰支援など、中高年の働くことにかかわる問題と心理臨床的支援について論じる。 【キーワード】 中高年、キャリア、キャリア発達、ワーク・ファミ…
第3回 中年期を生きる人々を支える 中年期における疾病の特徴や彼らのメンタルヘルスをめぐる問題をふまえ、「中年期危機」の構造や支援の課題について論じる。 【キーワード】 中年期危機、更年期障害、ストレス、メンタルヘルス、…
第2回 中年期という時期 -その発達的位置づけと心理的特徴- 生涯における中年期の発達的な位置づけや、彼らが直面している心理社会的課題について、中年期を説明する諸理論や実証データを通して論じる。 【キーワード】 中年期、…
第1回 中高年の人々はどういう時代を生きてきたのか -生涯発達的視座からみた心理臨床的課題- 中高年者が生きてきた時代背景をふまえた上で、中高年がこれから生きていく時代を展望し、彼らに対する心理臨床的視点の有用性について…