第4回 統合失調症
第4回 統合失調症
入院患者の中では最多を占め、幻聴や被害妄想などの陽性症状や、自発性の低下などの陰性症状を呈しつつ進行する統合失調症について、症状・経過・治療などを学ぶ。ドーパミン仮説などの成因論や、近年注目されている当事者活動にも触れる。
【キーワード】
統合失調症、陽性症状と陰性症状、抗精神病薬、ドーパミン仮説、当事者活動
1.統合失調症の症状と経過
(1)統合失調症はどんな病気か
1952年 クロルプロマジンにより統合失調症は外来治療が可能な疾患となった。
(2)症例
(3)診断と病型
前駆症状 → 急性期 → 慢性期
妄想型(Paranoid Type)
破瓜型(Hebephrenic Type)
緊張型(Catatonic Type)
2.統合失調病の治療と援助
(1)薬物療法
(2)精神療法と社会復帰援助
3.統合失調症をめぐるトピック
(1)ドーパミン仮説と脆弱性ストレスモデル
(2)病名とスティグマ
(3)当事者活動
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1947年。ジョン・ナッシュはプリンストン大学院の数学科に入学する。彼は「この世の全てを支配できる理論を見つけ出したい」という願いを果たすため、一人研究に没頭していくのだった。そんな彼の研究はついに実を結び、「ゲーム理論」という画期的な理論を発見する。
やがて、その類いまれな頭脳を認められたジョンは、MITのウィーラー研究所と言われる軍事施設に採用され、愛する女性アリシアと結婚する。政府組織は敵国であるロシアの通信暗号解読を彼に強要し、その極秘任務の重圧に彼の精神は次第に追い詰められていく。