グノーシス主義とは何か?
グノーシス主義とは何か?それは、
「エヴァ」の人類補完計画は、グノーシス主義らしい。
「宇宙を超える至高神」と「人間の本来的自己」が本質的に同一であるという「知識」あるいは「認識」であるらしい。「精神と物質」、「意識」の問題こそ、解明されるべき問題である。
1世紀に生まれ、3世紀から4世紀にかけて地中海世界で勢力を持った宗教・思想である。グノーシスは、古代ギリシア語で「認識・知識」を意味し、自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想である。物質と霊の二元論に特徴がある。
「エヴァ」の人類補完計画は“グノーシス主義”、「君の名は。」は“聖霊”を象徴… 中世哲学者が語る、日常生活と哲学の“意外な”関係
日常生活と哲学が私の中でごく自然につながるように、アニメと哲学も私にとっては別物ではないんです。「新世紀エヴァンゲリオン」は1995年にテレビで放映されていたとき、流行っているからと見てみたんですよ。すると、グノーシス主義という主張と重なるところがあった。グノーシス主義では、世界を神による創造以前、人類が生まれる前に戻す必要があると考える。この世の中に存在する善だけでなく、悪も神が創造したものだと考えるのです。「エヴァ」の人類補完計画が目指すものと重なりますよね。
「エヴァ」の人類補完計画
人類補完計画にも「知恵の実」と「生命の実」が関係しており、2つの禁断の実を改めて人類付与することによって、魂と肉体の枷から解放させ全人類をより高次元の存在へと進化させる計画であるとされています。
と、言われてもイメージが出来ない難解な計画で理解しがたい。
「意識」について、ずっと考えているが簡単には答えなんて出てこない。それでも考えて行きたいと思う。