「何のために働いているんだろう……」
人生を毎日、楽しんで生きよう。仕事はそこそこに幸せに生きよう。
昨夜の夢は、親戚家のパン工場でボヤを出してしまい叔母さんに問い詰められて自分が火を付けたことを白状したと、いうものでした。パンを焼くために乗せる鉄板の下に新聞紙がありそれに火を付けてしまったのだが、鉄板を乾かそうとしたのか、なぜ火を付けたかは不明。叔父さんは自分が白状している隣で黙って鉄板を拭いていた。
フロイトの夢解釈をしてみたいところではあるが、自分ではそんなことは出来ないので無理だな。
第6回 心理療法2 ―ユング派のアプローチ― – LIFE-SHIFT (lifeshift.site)
まっ夢は夢としてしまっておこう。
好きでもない、つまらない仕事をし続けるのは、苦行
改めて「仕事をすること」と向き合ったり、悩んだりしてしまう人は多いもの。私たちは何のために働くのでしょうか。
「自分は何のために働いているのだろう」と考えるのは、大事なことです。そうでなければ、ただただ働き続け、月日を費やし、消耗してしまうからです。私たちはロボットではありません。「自分の人生」を歩むために、働いているところもあるのです。
「働く意味」は人それぞれ。お金のため、家族を養うため、自己実現のためなど、人によって違うでしょう。ただ、好きでもない、つまらない仕事をし続けるのは、苦行にすぎません。たとえ生活費を稼ぐためだとしても、それだけのために毎日苦行をするのは、辛いものです。
つまり、何かしら自分の中で「面白み」がないと、続けられないことが多いのです。
もちろん中には、「仕事は全く面白くない」と感じながら働いている人もいるでしょう。でも、そんな人も、職場の人間関係は楽しいこともあります。毎日顔を合わせてする雑談が実は心地よいと思っていることもあるのです。
働くからこそ出会える人たちもいれば、培われる人間関係もあります。それが、自分にとっての働く意味になるのも、すてきなことです。逆に、もし「仕事の内容も人間関係も何もかもつまらない」のであれば、本当にその仕事を続けた方がいいのかは、改めて考えた方がいいでしょう。
感情を押し殺し、ロボットのように日々を生きていて、幸せになれるはずがありません。人生の時間は有限です。加齢と共に体も思うようにいかなくなってくるので、「自分に体力があって、やりたいことができる時間」は限られています。そんな大事な人生の時間を、無駄にしていてもいいのでしょうか?
「何のためであれば、働けるのだろう」と考えることも大事
働く意味が見いだせないときは、今後もその仕事をやり続けた方がいいのかは、真剣に考えた方がいい。なぜなら、仕事というのは、ある意味、「自分の人生の時間(命)を削っている行為」だからです。つまらない生き方をすればするほど、人生を無駄にしていることにもなりかねません。
「何のために働いているのだろう?」という答えが見つからないときは、「何のためであれば、自分は働けるのだろう」と考えることは大事。もちろんその答えは、人によって違います。 自分が「このためなら、人生の時間を費やしてもいい」と思えるものを探すことは、大切なことなのです。
仕事で「自分の人生においてプラスになること」を考える
あくまでも、個人的な意見ですが、みんな「自分のために働いていい」と考えています。もちろん給与(ギャラ)をもらっている以上、会社で与えられた業務を遂行することは前提ですが、「その仕事をする上で、自分の人生においてプラスになることは何だろう?」と考えることも大切です。
フリーランスになってみると気付く人は多いと思うのですが、会社で働くことで、「恵まれた環境を与えられている」こともあります。「その会社の社員だからこそできること」もいろいろとありますしね。
例えば、その会社の社員ということで信用されて、プライベートでは会えないような人に会えたり、会社の経費を使って挑戦できたり、経験を積んだりできることも。
その環境を生かすためにも、ただ与えられた仕事だけをこなすのではなく、自分自身も“その会社の一員である環境”を利用して、面白いと思える仕事を見つけてくることだって、場合によっては可能なのです。
自分の人生を輝かせるために、会社の経験を役立てる
筆者も会社員だったことがあります。当時、企業の広報をしていたのですが、その時はできる限り、情報を扱う広報の仕事を極めたいと思い、自らいろいろな宣伝の方法に挑戦し(もちろん会社にもメリットがあることですが)、取引先など外部の人と積極的に交流して、人脈を広げました。それが、その後転職をするとき、またフリーになったときにも役立ちました。
さらに、社内の人間だからこそ、教えてもらうことのできる情報もあります。もし、いつか自分が会社を作って、好きな仕事をしたいと思うのであれば、その会社の経営のノウハウを学んでもいいのです。
そうやって、単に「雇われている」「与えられている仕事を行う」ことから、「能動的に能力を身に着ける」「面白い仕事を見つける」という意識に変えることで、会社員の経験は、自分の人生を輝かせるために役立てられることはあるでしょう。
答えは必ず、自分の中にある
結局、「何のために働いているのだろう」と思っているときは、今の仕事に自分がマッチしていないことも多く、さらに受け身的にこなしていることが多い。
だったら、「どうしたら(どんなことができたら)、この会社での仕事が楽しめるのか」を考えることも大切。それが会社にとってもメリットがあれば、社内の人たちも応援してくれる可能性は高まります。
むしろ、今の環境に満足しているときは、人は成長も変化もしません。危機感もないですしね。せっかく「何のために働いているのだろう」と思えたのであれば、この機会を生かして、じっくり自分の仕事、そして人生がどうしたら楽しくなるのかを考えてみてはいかがでしょうか。答えは必ず「自分の中」にありますよ。