第6回 心理検査によるアセスメント(3)-発達検査

心理的アセスメント(’20)
Psychological Assessment (’20)

第6回 心理検査によるアセスメント(3)-発達検査

乳幼児や児童等の発達をとらえるために発達検査が実施されることがある。ここでは代表的な発達検査とその理論的背景を紹介する。

【キーワード】
発達検査

アーノルド・ゲゼル(Arnold Lucius Gesell、1880年6月21日 – 1961年5月19日)は、アメリカ合衆国の心理学者、小児科医。子どもの発達研究の分野のパイオニアとされる …

子どもの発達をアセスメントする
(1) アセスメントの目的と異議
(2) 発達検査の適応
検査法の種類
(1) 間接検査法
(2) 直接検査法
間接検査法の種類
(1) 津守・稲毛式乳幼児精神発達検査
(2) 遠城寺式乳幼児分析的発達検査
(3) KIDS乳幼児発達スケール
(4) 間接検査法による発達検査を実施する時のメリットと注意点
直接検査法の種類
(1) 新版K式発達検査2001
(2) Bayley-III乳幼児発達検査
(3) デンバーII(DENVER II)
(4) 直接検査法による発達検査を実施する時のメリットと注意点
乳幼児期の検査のフィードバック


ゲゼルの成熟説とは、こどもの発達は遺伝的要素が大きいから成長できる用意ができたときに学習すれば良いの考え


問題 7 次の①~④の文章のうちから,正しいものを一つ選べ。

① 新版 K 式発達検査は,海外で開発され,国際的にも広く使われている。
遠城寺式乳幼児分析的発達検査は,一部道具を使って実施を行う。
③ 津守・稲毛式乳幼児精神発達検査は,「運動」「探索・操作」「社会」「言語・理解」の 4 領域のプロフィールを得ることができる。
④ KIDS 乳幼児発達スケールは対象年齢によって 4 つの質問紙に分かれており,A,B,C,S の 4 種類である。

これが「正しいもの」です。間接法の検査の一つとされていますが,いくつかの項目は道具を使って実際に確かめて採点を行うこととされています。
③ 津守・稲毛式乳幼児精神発達検査は,「運動」「探索・操作」「社会」「生活」「言語・理解」の 5領域のプロフィールを得ることができる。(P86)
④ KIDS 乳幼児発達スケールは対象年齢によって 4 つの質問紙に分かれており,A,B,C,T の 4 種類である。(P87)

フィードバック 正解は②です。


問題 8次の①~④の文章のうちから,最も適切なものを一つ選べ。

① 中学生以上では発達検査は選択せず,知能検査が選択される。
② 発達検査には,親に聴取のみを行う間接検査法と,子どもに実施する直接検査法がある。
③ 間接検査法の質問紙で,開発された年代が古いものは,項目の通過率が変わってきているものがあるので注意が必要である。
④ 直接検査法では,親の影響を排除するため,原則子ども一人のみに部屋に入ってもらって検査を行う。

これが「最も適切なもの」です。間接検査法の中には1960年代に開発され,その後改訂されていないものも存在しています。そのため,社会的な経験の差が影響する項目によっては,通過率が変わっているものもあります。年齢段階によって項目が配置されているので,同じ年齢段階の項目で,一つだけ通過しなかった項目や,早い年齢で通過している項目については,なぜ違いが生じているのか吟味し,結果の解釈には注意が必要となります(放送教材で具体的な項目例の説明をしています)。

フィードバック 正解は③です。

 

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