第3回ストレスマネジメントの方法(1):理論

第3回ストレスマネジメントの方法(1):理論

ストレスマネジメント
ストレス・マネジメントとは、ストレスを「ちょうど良い加減」にコントロールするための考え方で、ストレスを発生させる原因が強いストレスとならないよう、コントロールすることです。自身のストレス状態を定期的に確認し、ストレスに対する見通しを得ることがストレス・マネジメントの最大の意義です。

ストレスマネジメント 手法
・マインドフルネスに基づくストレス緩衝
・認知行動的ストレスマネジメント
・自律訓練法
・リラクゼーション反応訓練法
・ヨガ
・リラクゼーションと類似の心身技法
–認知行動療法に基づいたプログラム
–ストレスマネジメント訓練プログラム(SMTP)
–イメージ療法

臨床場面でのストレスマネジメントの効果
・不眠症→不眠症状の改善、睡眠障害による不便さの減少、日常的パフォーマンスへの妨害の減少、気分・活力・自尊心・自己コントロールの向上
・過敏性腸症候群→体の痛みの軽減、周囲の人との付き合いの改善
・がん患者→不安の低減、病と闘う意思の向上、不眠症状の改善、対処しようという意思の向上

学生場面でのストレスマネジメント
・看護学生→不安の低減、血圧や脈拍の数値減少
・大学生→メタ認知の向上
・医学学生→バーンアウトストレス、不安、抑うつの低下、困難を乗り越える力(SOC)の向上

自律訓練法(心身の休息状態をめざす方法として体系化)

背景
Vogt.o 神経生理学的基盤、催眠の実験的研究
Schulz.J.H 中性的催眠状態の特徴、一般健常者を対象とした訓練の実践

自律訓練法の一般的効果
・緊張・興奮・消耗→リラックス・蓄積へ
・蓄積された疲労の回復
・不安・イライラ・衝動性↓
・からだへの気づき↑
・身体的な痛みや精神的な苦痛↓
・自己コントロール↑
・仕事や勉強の能率↑
・内省力・自己向上性↑

自律訓練法のメカニズム
・「体がリラックスした状態・筋肉が緩んだ状態を自分でつくりだす。
・病的状態に関わる脳神経系機能を調整
本来の抵抗力・治癒力回復、疾患予防


 

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