第3回 消化と吸収

人体の構造と機能(’22)-人体の構造と機能及び疾病A-

Structure and Function of the Human Body (’22)

主任講師名:坂井 建雄(順天堂大学特任教授)、岡田 隆夫(順天堂大学特任教授)

【講義概要】
私たちの健康は正常な構造が正常に機能して初めて可能となる。看護師などの医療職に就くためには私たちの身体の正常な構造を知り、それがどのように機能しているかを理解しておく必要がある。私たちの身体の中には胃や腸、心臓、筋肉等々さまざまな器官・組織があるが、これらは互いに独立して働いているわけではなく、筋運動をすると心拍が速くなることからもわかるように、相互に密接に関連しながら機能している。このような機能の調節をも含めて、トータルとしての人体の構造と機能を理解することを目標とする。

【授業の目標】
人体の構造をマクロ・ミクロの両面から系統的に学ぶ。
人体の各器官系の機能を調節系も含めて系統的に学ぶ。

【履修上の留意点】
限られた時間内で全てを講義することは不可能であり、教科書による自己学習が必須である。予習をしてあることを前提として授業を展開する。疑問の点、わからない点は積極的に質問するよう、心がけてほしい。
「動物の科学」「生命分子と細胞の科学」(いずれも学部開設科目)を学んでおくと理解しやすい。また、発展・応用科目としての「健康長寿のためのスポートロジー」の受講もお薦めする。
※この科目の通信指導問題の解答および提出はWebのみとなります。通信指導問題冊子は送付されませんのでご注意ください。

第3回 消化と吸収

口から食べた食物が消化管を下る間にどのように消化され、そしてどのようにして栄養素が吸収されるか、また肝臓や膵臓がどのような役割を果たしているかを解説する。

【キーワード】
消化管の構造、肝臓の役割、3大栄養素の消化と吸収


2.胃での食物の一時的貯留

(1)胃の構造と運動

(2)胃粘膜と胃液

胃液には塩酸タンパク質消化酵素のペプシンが含まれます。

3.小腸での消化・吸収

(1)小腸の構造と役割

小腸の最初の部分が十二指腸で、それに続く空腸と回腸は腸間膜によってぶら下げられてとても長くなっています。

こういう図をテキストにあったら、理解できたと思うが、、、十二指腸

後腹膜

腸間膜

(2)栄養素と消化・吸収

4.大腸での糞便形成

(1)大腸の構造と役割

栄養素の消化・吸収はおもに小腸で行われ、大腸では食物の残りかすから水分を吸収し
て、固形の糞便を形成します。

(2)排便

5.肝臓と胆嚢・胆管

(1)肝臓と胆嚢・胆管の構造と役割

(2)肝臓の代謝機能

(3)胆汁分泌機能

胆汁には胆汁酸や胆汁色素(ビリルビン)など身体に不要な物質が含まれ(?)、消化酵素は
含まれていません。

ヒトの胆汁はほとんどビリルビンのみである。普通,血中にはきわめてわずかしか含まれないが,ヘモグロビンの代謝異常疾患では血中量が増加し,黄疸(おうだん)となる。また,しばしば胆石の主成分となる。

6.膵臓

(1)膵臓の構造と役割

膵液を作る外分泌部とホルモンを出す内分泌部(膵島・ランゲルハンス島)がある。

(2)膵臓の外分泌機能

膵液は膵管をとおして十二指腸に分泌され、デンプン消化酵素(α-アミラーゼ)、タンパク質分解酵素(トリプシン、キモトリプシン)、脂肪分解酵素(リパーゼ)を含みます。

(3)膵臓の内分泌機能

インスリンは膵臓の内分泌部で作られて血液中に分泌されるホルモンです。


消化器に関する①~⑤の文章のうちから、正しいものを一つ選べ。

① 膵液にインスリンが含まれる。
② 胃液にデンプン消化酵素が含まれる。
③ 十二指腸は小腸の最初の部分である。
④ 大腸は栄養素の消化・吸収を効率的に行う。
⑤ 胆汁に脂肪消化酵素が含まれる。

 

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