「空中の楼閣」・・・・相棒シーズン6第7話。美和子(鈴木砂羽)の初めての単行本

相棒6 第7話 「空中の楼閣」vsd1104のブログ

ネタバレあり

 美和子(鈴木砂羽)の初めての単行本を担当していた編集者の勝村(大鷹明良)が何者かに殺害された。勝村の指先が赤く汚れているが、美和子によると原稿の書き込みに赤ペンのインクが付いたのでは、という。

美和子に確かめると原稿は7回書き直していたが、装丁家の安藤が暗誦した冒頭部分が書かれたのは、勝村が殺される直前に書かれた原稿だけ。ということは、安藤は勝村が殺される直前に勝村と会い、美和子の原稿を目にしていたことになる。 右京らの追及に安藤は犯行を自供。表紙のデザインを勝手に変えられるなど、いつまでも自分を認めてくれない勝村に怒りを感じての犯行だった。

安藤は勝村に自分のデザイン(本の装丁)した絵の蛍の色を黄緑から、インクで赤に塗られてしまった。そのことで感情が高ぶり、それのみではなく、帰り際に「表紙なんて所詮お飾りだろ」と言われて、高ぶっていた感情が殺意にかわり、灰皿で勝村の頭を叩いてしまった。

安藤は、装丁家として認めてもらいたくて、実績を庄司タケル(ベストセラー作家:村上淳)の「ビター・ラブ」で売上に寄与したとおもっていたが、勝村は認めなかった。

尊敬する人、認めてもらいたかった人を殺害するという変化に対して、

「ビター・ラブ」映画化発表会見の当日、右京らは庄司に美和子の原稿を読ませる。たちまち顔色を変える庄司。実は庄司は少年時代、エリセ化粧品が垂れ流していた有害物質に苦しめられていた。

ベストセラー作家が発売中止になった「沈黙の森」を読んで、今まで売れれば良いというを考えを変える。

沈黙の森」が、信念のある編集者を出版のために動かせ、装丁家はその人生を変え、編集者は死んでしまう。

その本は、発売中止になるが、ベストセラー作家の「ビター・ラブ」の映画化も中止となり、その作家はいい人になってしまう。一冊の本により、その本に魅了された一人は殺され、作品を褒め冒頭を暗唱した一人は殺人者にそして、最初は罵倒し読みもしなかったが、最後には一番影響され、いい人になってしまう。

三人三様に、もともと性格・行動・考えなどがそれぞれ異なっていたが、環境汚染に関する原稿により、反応(感情)までことなっていてとても良い作品でした。

第8回 感情の測定

人間の感情を測定する方法は、確実なものはないそうである。

確実なものはないとしても、自己報告(質問紙法、インタビュー)、観察(表情、行動)、体内現象、自己表現(描画)など不確実なものではあるが使われているもの。

これらを駆使して、感情について測定し、それがどのように反応して変化していくのか験したくなる作品であった。

庄司タケル(ベストセラー作家:村上淳)は元キャバクラのボーイという設定で、人の思っていることがわかるそのため若い子にとても人気がある作家となっていた。

そして、亀山の性格は読めてしまったが、右京さんは読めなかったため興味を持つ。

この思考も大変興味深かった。読めない人に興味を持つ人間の心理、これにより庄司タケルは、最後に右京さんから「あなたのため」といわれて、「沈黙の森」を読むことになる。


空中の楼閣」というタイトルについて

楼閣とは、高く立派な建物を指す言葉です。空中の楼閣とは一体何を指すのでしょうか?

「空中楼閣」根拠のない架空の物事。想像で抽象的に構築した物事を指すが、、、、、、
① 根拠のない架空の物事。想像で抽象的に構築した物事。空中の楼閣。空中楼台。※随筆・孔雀楼筆記(1768)三「松風は排比鋪陳(はいひほちん)して、無中に有を生ず、空中楼閣の手段あり」※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉二七「況んや想像の余り一巻に空中楼閣(クウチウロウカク)を描写するに於てをや」
② 蜃気楼(しんきろう)のこと。空中の楼閣。

庄司タケルは、高層ビルから下の人間を見下していたが、右京は「見下ろすの間違いでは」と聞いていたが、これを指しているのか、それともベストセラー「ビター・ラブ」を指しているのか、
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