植物とは、本来獰猛なものだ

植物とは、本来獰猛なものだ。池之端の叔母さんのうちでは、ベランダの植物が壮絶な生存競争を繰り広げている。へちまや朝顔だけでなく、そこには、昆虫や鳥も参戦し、日々K-1並みのバトルが開催されている。 けれど、あの時の幻の中…

第02回 教育と社会

心理と教育へのいざない。 第02回 教育と社会 わたしたちが見聞し体験する全ての事柄は必ず現実の世界に原因を持ち、さらに他の現実世界の事柄に関わっていく。教育もその例外ではない。全体社会という大きなシステムの中のサブシス…

第01回 教育とは

心理と教育へのいざない。 第01回 教育とは 人類史における教育の由来と発展を振り返りながら、教育思想と社会の発展、そこでの教育学の役割を、基礎概念である教育作用、教育文化、教育思想、及び近代教育学の視点から検討し、人間…

50代を「人生で一番愉快な黄金期」にできる人は何が違うのか

人生100年時代で差がつく!50代からの人生マネジメント【最終回】 50代を「人生で一番愉快な黄金期」にできる人は何が違うのか 松尾 一也2021.9.16 アンチエージングではなくウエルカムエージング ▼枯れる人=自分…

幸福度は最下位 50代男性を襲う「定年前の3つのブルー」

佐香 孝 博報堂生活総合研究所 生活発見グループ 上席研究員 「40代おじさん」だけでなく、50代男性だってツラい……。博報堂生活総合研究所「生活定点」の調査のデータから、50代男性は“幸福度が低い”ばかりか“夢も希望も…

虚しさを感じる“人生の課題”を解決するヒント|『心を満たす50歳からの生き方』

さまざまな場面で、「50歳からどう生きるか」について議論が交わされるされることがある。50代になれば誰しも“その先”の未来が多少なりとも気にかかってくるのだから、当然といえば当然の話だ。 ただし50歳は、それまでの生き方…

第09回 「見える」から「見る」へ:心理学と臨床心理学

心理と教育へのいざない。 第09回 「見える」から「見る」へ:心理学と臨床心理学 知覚は実験心理学から、発達心理学や社会心理学、そして臨床心理学まで、心理学の幅広い対象となっている。第9回では、知覚体験を心理学の研究分野…

現実とは幻である。神経科学者が教える「脳が現実を作り出すために幻覚を見せる方法」

現実とは幻である。神経科学者が教える「脳が現実を作り出すために幻覚を見せる方法」 2017年08月18日 これまでも、我々が現実と感じているものは、それまでの知識や経験に基づいたもので、脳が作り出した幻想であるとする研究…

第08回 対人認知:社会心理学

心理と教育へのいざない。 第08回 対人認知:社会心理学 社会的動物である人間は、日々、他者と交流し、相手の心のなかを推測しながら、生活している。しかし心が外側から観察できないものである以上、そこにはさまざまな歪みが生じ…

「コロナ後の生き方」に鈍感すぎる日本人の大問題「ライフシフト2」

「コロナ後の生き方」に鈍感すぎる日本人の大問題 「ライフシフト2」著者が続編で言いたかった事 アンドリュー・スコット : ロンドン・ビジネス・スクール経済学教授 長寿化の進展とテクノロジーの進化の中、個人と社会はどのよう…

第07回 赤ちゃんの心:発達心理学

心理と教育へのいざない。 第07回 赤ちゃんの心:発達心理学 発達心理学は、受精から死に至るまでの人間の心身の変化とそのしくみを研究する学問分野である。第7回では、発達の概念について説明し、その始まりとなる胎生期と乳児期…