#128 今日から役立つ 人生を豊かにする日経の読み方
今週もありがとうございました。
グーグル「解体論」是非争う
米アルファベット傘下グーグルがオンライン検索市場を独占しているとの画期的な判決を受け、米司法省が検討している選択肢の一つはグーグルの分割を求めることだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 違法な市場独占を理由に米政府が企業分割を求めれば、約20年前にマイクロソフトの分割を試みて失敗して以来となる。非公表情報を理由に関係者が匿名で語ったところでは、グーグルに競合企業とのデータ共有を増やすよう義務付けることや人工知能(AI)製品で不当な優位性を得るのを防ぐ措置など、より穏やかな選択肢も検討されている。
アップルの「変身」読めず iPhone日本勢の液晶パネル退場
米アップルがアイフォーン(iPhone)向け液晶パネルの調達を止める。全モデルで有機ELパネルを採用するためだ。年間出荷量が2億枚を超えるiPhoneのパネルは日本勢が2015年前後に7割を供給していたが、現在は韓国勢が7割超を担う。最大の顧客であるアップルの変心を読み切れなかったことが日本のお家芸の敗退につながった。
半導体再興 4兆円不足
国家が半導体を囲い込む時代に入った。巨額の政府支援を米欧中は競う。半導体の先頭集団から脱落した日本も再興を掲げ、最先端のロジック(演算用)半導体の国産化を目指すラピダスを政官民が連携して設立した。日本の半導体が国家間競争に生き残るため、政官民が一枚岩となった協力が欠かせない。次期首相には再興をやり遂げる指導力が求められる。
これでは、40ナノなんてありえないので、失敗が目に見えている。誰も責任なんて取らないでまた、東京オリンピックの2000億負担みたいに国民負担になのだろうなぁ。結局、国民負担に出来るんだから役人は、失敗やり放題で、退職金貰い放題でいいなぁ。
グーグル、アップル、半導体のニュースで、ビックテックはマイクロソフトのように敗退はしないで繁栄を続けて、日本の液晶パネルはアップルに切られて、頼みの半導体は、失敗が目に見えている。これでは、日本はどうしようもない下手に役人が何かしようとすると国益が損なわれる。これでは国民負担が増大し、税金負担が増えるだけ、アメリカに屈した役人が、お金だけもらって生き続け、日本国人は疲労していく未来しかない。
やはり、ピックテックなどのアメリカ株を購入して、配当を貰うしか日本国民は、潤う方法はあり得ないのかな。
国に属している役人、政治家なんて平気でうそをつく
フランス、ドイツでの選挙に続き、オーストリア議会選でも極右が躍進
オーストリアは移民を寄せ付けない「要塞」になるべきだ――。そう訴える極右・オーストリア自由党が世論調査で首位を独走する。
欧州に吹く「極右旋風」 揺らぐEU統合の理念
6月6〜9日に行われる欧州議会選で、極右・右派政党が躍進しそうだ。今秋のドイツ地方選やオーストリア議会選でも極右が伸びる見込み。「極右旋風」が吹き、多様性を重んじるリベラルな欧州社会が危機にさらされている。
「我々は常軌を逸した欧州連合(EU)に支配されている。もうEUの命令はうんざり」。5月10日、ウィーンの集会で極右・オーストリア自由党の幹部は声を張り上げた。
ふだんからマクロン氏の宿敵として描かれるマリーヌ・ル・ペン氏は9日、自らの極右政党「国民連合」には政権を担う用意があると宣言した。
フランスでは、大統領が最大の権力をもつ。その大統領と首相の所属政党が別々だというのは、これまでもあったことだ。
しかし、新首相が極右政党から出るとなれば、フランス初の出来事だ。
ル・ペン氏は近年、政治運動の幅を広げて人々を引きつけ、同時に過激主義者のイメージを和らげようと、かなりの努力をしてきた。
同氏とその支持者らは、今回のEUレベルでの大勝利(「国民連合」がマクロン氏の中道政党「再生」の2倍以上の票を獲得)を、フランス総選挙での大躍進につなげたい考えだ。
そうして成功すればいずれ自分自身か、あるいは自分の「教え子」で人気と才能を兼ね備えたジョルダン・バルデラ党首(28)が、大統領の座へ大きく近づく――。そうした展開を、ル・ペン氏は夢みているだろう。ル・ペン氏はこれまで何度か、大統領選で敗れているだけに。
次の大統領選は2027年の予定だ。