#129 今日から役立つ 人生を豊かにする日経の読み方

今週もありがとうございました。


働く高齢者多い!当然

働く高齢者、最多の914万人

昨年、4人に1人が就業  総務省は16日の「敬老の日」にあわせ、65歳以上の高齢者に関する統計を公表した。2023年の65歳以上の就業者数は22年に比べて2万人増の914万人だった。20年連続で増加し、過去最多を更新した。高齢者の就業率は25.2%で、65~69歳に限れば52%と2人に1人が働いている。

定年を延長する企業が増加し高齢者が働く環境が整ってきた。高齢者の働き手が人手不足を補う。

アマゾン、週5日出社を指示 在宅勤務を原則廃止へ

米アマゾン・ドット・コムは、従業員に週5日の出社を求めることにした。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)時に在宅勤務体制を取り、2023年5月からは週2日のリモートワークを認めていたが、25年1月2日から原則廃止する。

組織構造も変更、中間管理職削減でフラット化

 勤務体制の変更に合わせて、組織構造も変更する。組織をフラット化するために、階層を減らす。具体的には中間管理職であるマネジャーの数を減らし、構造の簡素化を図る。マネジャーと現場担当者の構成を見直し、現場担当者の比率を現状から15ポイント増やす。25年3月末までに実施するという。

 ジャシー氏は、「ここ数年でチームを急速かつ大幅に拡大してきたため、当然ながらマネジャーが増えた」と述べ、「これにより、弊害が生じている。例えば、意思決定会議前の事前会議、さらにその前の会議といった具合に、テーマが進む前に複数のマネジャーがレビューする必要があり、承認プロセスが長引いている」と説明した。

100歳以上の高齢者9万5000人余 54年連続で過去最多

全国の100歳以上の高齢者は、2023年から3000人近く増えて9万5000人あまりで、54年連続で過去最多となったことが厚生労働省のまとめでわかりました。全体のうち女性が8万3958人と88.3%を占めた。男性は1万1161人。最高齢は兵庫県芦屋市の116歳女性だった。

「ゆるブラック」にご用心残業や待遇を改善…若手なぜ辞める?

働き方を改革したのに「なぜか若手が辞める」と悩む企業は多い。残業は少ないが、スキルやキャリアを高めづらく、士気の低い職場を若手は「ゆるブラック」と呼ぶ。日本経済新聞がオープンワークの協力を得て、社員口コミサイトの6680社への投稿を分析すると、半数近くにこの傾向があった。新卒で入社した人気企業を去った20代に転職の本音を聞いた。

昭和では、定年は55歳から60歳に変わったが、それでも、高卒で42年、大卒で38年働けば定年を迎えられた。40年前後の労働は短いとは言えない期間であるが、サラリーマンはそれに向かって頑張れた。しかし、令和では、どうだろう。60歳から65歳に年金支給が変わり、あと何年か後には70歳に変わるだろう。だが、それで終わるとは思えない。今の40代前の世代は、いつまで働くのだろうと思っているだろう。現在でも高齢者が働いているため、今後は当たり前になり制度が整備され、働きやすい環境になるのかな、大半の労働者は、定年後再雇用されなけば、清掃員か、警備員が多いと聞くが、高齢者でももっと自由に職種の幅が増えてくれば良いと思う。それには、スキルアップが必要になる。

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