第9回 児童期の発達:自己概念と社会性

第9回 児童期の発達:自己概念と社会性

児童期は学校教育の影響を強く受け、仲間との関係が重要になってくる。その中で発達する自己概念や性役割観、道徳性や向社会的行動について説明する。

【キーワード】
自己概念、性役割観、仲間関係、視点取得、道徳性、向社会的行動


1.自己概念の発達

(1)自己概念の深まり

・自己を性別や容姿など外部的な属性として捉える、心理的特性への意識が低い段階

・外部的な属性のみではなく、感情や態度などの心理的な違いにも注目しながら自己について延べ、それを積極的に受け入れようとする段階

・多面的な自己について把握が可能となるとともに、他者と自分とを比較することで自己に対して否定的な見方をする一方、他者への同調や同一視が強まる段階

「自己変容型」 日本と韓国では相手の意見や周囲の状況に合わせる

「自己一貫性」 欧州と中国、台湾では他者の意見や状況を変えて、自分のやり方を最後まで通す

(2)性役割

・社会的学習理論

・認知発達理論

・ジェンダー・スキーマ理論

「話を聞かない男、地図を読めない女」

「男と女はなぜ理解し合えないか?」という人類最大のテーマについて取り組んだ痛快な1冊。
世界をまたにかけた膨大な調査をもとに、筆者は「男女の違いとは、脳の構造の違いに起因している」と主張。
豊富な実例を、最新科学のメスでスルドく分析。
ユーモアもたっぷりで「パートナーに当てはまる!」「ワタシはこの本と違う!(と思う)」など、大反響です。

巻中の「男脳・女脳テスト」も超話題!以下は本書の内容から…。
・ 男と話すときの大原則「一度にひとつのことしか考えさせてはいけない」
・たくさん話しかけてくる女は、あなたに好意を抱いている―
―話しかけてもらえなくなったら、嫌われたと思ったほうがいい
・男の子はまじまじと目をのぞきこまれるのが嫌い、でもママはそれをしたがる
・男が暖炉の火をぼんやり眺めていると、女は愛されていないと思い込む
・午後7時の段階で5点しかもらえなかった男は、真夜中になっても5点のまま
・女性に朗報――大事なのは体重より曲線だ
・男女を同じものとみなす考え方には、危険がいっぱい
・男女平等は政治や道徳の話、男女の本質的な違いは科学の次元である。

2.仲間関係

(1)ギャング集団

凝集性の高い仲間集団

(2)学校集団

(3)視点取得能力

3.社会性の発達

(1)道徳性

「ハインツの道徳的ジレンマ」

(2)向社会的行動

 

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