第6回 心臓と血液の循環-1
人体の構造と機能(’22)-人体の構造と機能及び疾病A-
Structure and Function of the Human Body (’22)
第6回 心臓と血液の循環-1
心臓の構造と刺激伝導系、心電図、そして全身に血液を循環させる血管について解説する。
【キーワード】
心房、心室、刺激伝導系、冠状動脈、心電図、収縮期、拡張期
Ca2+ イオン化カルシウム
カルシウムイオン(Ca2+)は生体内の主要な陽イオンの1つで、血液の細胞外液中におけるその濃度は約1%です。Ca2+は骨石灰化や、心臓および骨格筋系の収縮、神経筋伝達、ホルモン分泌や血液凝固における一連の反応においてなど、様々な細胞レベルのプロセスで重要な役割を果たします。
心臓の収縮 カルシウムイオンが心臓を動かしている!
心電図について 心電図について簡単にまとめ。
Ca過負荷〈Ca2+ overload〉
心筋線維化〈myocardial fibrosis〉
細胞内カルシウムイオン(Ca2+)はセカンドメッセンジャー
フランク スターリングの心臓の法則 スターリングは「心筋の収縮エネルギー(仕事)は心筋線維の初期長に比例する」と表現している。
負の変周期作用 特殊心筋、刺激伝導系