第5回 呼吸
人体の構造と機能(’22)-人体の構造と機能及び疾病A-
Structure and Function of the Human Body (’22)
主任講師名:坂井 建雄(順天堂大学特任教授)、岡田 隆夫(順天堂大学特任教授)
【講義概要】
私たちの健康は正常な構造が正常に機能して初めて可能となる。看護師などの医療職に就くためには私たちの身体の正常な構造を知り、それがどのように機能しているかを理解しておく必要がある。私たちの身体の中には胃や腸、心臓、筋肉等々さまざまな器官・組織があるが、これらは互いに独立して働いているわけではなく、筋運動をすると心拍が速くなることからもわかるように、相互に密接に関連しながら機能している。このような機能の調節をも含めて、トータルとしての人体の構造と機能を理解することを目標とする。
【授業の目標】
人体の構造をマクロ・ミクロの両面から系統的に学ぶ。
人体の各器官系の機能を調節系も含めて系統的に学ぶ。
【履修上の留意点】
限られた時間内で全てを講義することは不可能であり、教科書による自己学習が必須である。予習をしてあることを前提として授業を展開する。疑問の点、わからない点は積極的に質問するよう、心がけてほしい。
「動物の科学」「生命分子と細胞の科学」(いずれも学部開設科目)を学んでおくと理解しやすい。また、発展・応用科目としての「健康長寿のためのスポートロジー」の受講もお薦めする。
※この科目の通信指導問題の解答および提出はWebのみとなります。通信指導問題冊子は送付されませんのでご注意ください。
各回のテーマと授業内容
第5回 呼吸
呼吸器系の構造と呼吸運動、そしてガス交換のメカニズムを解説する。
【キーワード】
気道、肺胞、吸息と呼息、ガス交換
ヘーリング=ブロイエルはんしゃ
Hering-Breuer’s reflex
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
世界大百科事典 第2版の解説
ヘーリングブロイエルはんしゃ【ヘーリング=ブロイエル反射 Hering‐Breuer reflex】
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
世界大百科事典内のヘーリング=ブロイエル反射の言及
【咳】より
※「ヘーリング=ブロイエル反射」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
サーファクタント= 表面活性物質