第2回身体・運動の発達
第2回身体・運動の発達
「百足が、どうしてそんなにたくさんの脚を、一時に揃えて動かすことができるのか、と尋ねられた時、その問いが百足を「止め」て、それについて考えさせた。この「止る」ことと考えることが、足の間に大混乱を起こして、めいめいが勝手に動こうとした。百足はそれで命を失った」(「禅と日本文化」鈴木大拙1940)
禅と日本文化 (岩波新書)
ムカデ – Wikipedia
ムカデ(百足、蜈蜙、蜈蚣、蝍蛆、ムカデ類、英名:Centipede)とは、多足亜門・ムカデ綱(唇脚綱、Chilopoda)に属する節足動物の総称。オオムカデやゲジなどを含め、 …
動きを最初から知っているのか?
・探索の役割:身体の使い方を探る(ゴールドフィールド)
・移動の発達と坂道の近く(アドルフ)
移動の経験と知覚
知覚の発達には移動の運動経験が重要 ヘルドとハインの実験(1963)
能動的に動くネコと受動的に動かされるネコ
視覚的断崖の実験(ギブソン、1967)
乳児の運動発達と探索の役割
・単に成熟するだけでなく、自分の身体と周囲の環境を探索しながら色々な運動が現れる
移動の発達と知覚の学習
・移動の経験によって移動可能かどうかの知覚が発達する。