第15回 全体を振り返って
第15回 全体を振り返って
臨床心理学の諸領域を全体的に捉え直して、今後の課題を考える。
【キーワード】
臨床の知、科学の知、エビデンス、ナラティブ、ESPs、RSPT、EBPP、RCT、二重盲検法、厳密科学、実践科学、主体、客体、量的研究、質的研究、物語、事例研究、
ゲスト:斎藤 清二(立命館大学教授)
1.はじめに
「総合臨床心理学原論ーーサイエンスとアートの融合のために」
「事例研究というパラダイムーー臨床心理学と医学を結ぶ」
2.再度、臨床心理学とは何かを問う
臨床の定義
心理学の定義
臨床心理学と心理学との関係
第一「臨床心理学は心理学の現場への応用である。」
第二「臨床心理学は心理学を利用して行われる創発・探究的活動である。」
3.心理療法における各派の特徴
4.量的研究とエビデンス
5.質的研究とナラティブ
6.科学の知と臨床の知
7.資格取得とその後の研鑽