歌田 年「紙鑑定士の事件ファイル」シリーズ

紙鑑定士の事件ファイル 紙とクイズと密室と を読んだ、だんだんと面白くなってきている。

紙鑑定士の事件ファイル 偽りの刃の断罪 

 

どんな紙でも見分けられる男・渡部が営む紙鑑定事務所。ある日そこに「紙鑑 定」を「神探偵」と勘違いした女性が、彼氏の浮気調査をしてほしいと訪ねてくる。
手がかりはプラモデルの写真一枚だけ。ダメ元で調査を始めた渡部は、伝説のプラモデル造形家・土生井(はぶい)と出会い、意外な真相にたどり着く。
さらに翌々日、行方不明の妹を捜す女性が、妹の部屋にあったジオラマを持って渡部を訪ねてくる。
土生井とともに調査を始めた渡部は、それが恐ろしい大量殺人計画を示唆していることを知り――。

 

第18回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』の続編! 野良猫虐待事件をフィギュア造形の蘊蓄(うんちく)で解決し、父を喪った少年の心を印刷の蘊蓄で開く。さらに、凶器が消えた奇妙な殺人事件の謎をコスプレの技術で暴く!? 新たな相棒・フィギュア作家の團(だん)と共に、紙鑑定士・渡部がさまざまな事件に挑む。紙の薀蓄が楽しめる全三作の連作短編!

 

 

どんな紙でも見分けられる紙鑑定士・渡部は、懸賞目当てにクイズを解きながら様々な事件に巻き込まれる。
学習塾で起きたカンニング事件の真相とは?
「さわるときけん けがするで」物騒な怪文書を作った犯人は、どうやって密室の建物に忍び込んだ?
事件とクイズを解明していった渡部は、〝紙人32面相〟から協力を請われ、とある怪死事件の謎も解くことに……。

 

歌田 年

1963年、東京都八王子市生まれ。 明治大学文学部文学科卒業。 出版社勤務を経てフリーの編集者、造形家。 第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・大賞を受賞し、『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』で2020年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

「BARゴーストの地縛霊探偵」というのもあるらしい。

今度はこれをよんで見ようかな。

 

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