日米欧の6中央銀行、ドル供給を協調拡充…銀行の経営不安続出で
【ワシントン=田中宏幸】米連邦準備制度理事会(FRB)など日米欧の6中央銀行は19日、相次ぐ銀行の経営不安を受けて、主要中銀が協調して市場へのドル供給を拡充すると発表した。20日から開始し、少なくとも4月末まで継続する方針。
主要6中銀、ドルスワップ協定通じた流動性供給で協調=FRB
[19日 ロイター] – 米連邦準備理事会(FRB)は19日、ドルスワップ協定を通じた流動性供給で欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(英中央銀行)、スイス中銀、カナダ中銀、日銀と協調すると発表した。
FRBは声明で、ドル資金供給スワップ枠の有効性を高めるため、7日物オペの頻度を週次から日次に増やすことで合意したと説明した。
オペは20日から開始し、少なくとも4月末まで実施する。