心理学実験1の面接授業の一日目

今学期は、面接授業の単位を絶対取得する。最低でも単位だけは取得するぞっと。

では、がんばります。

この授業では、心理学の基礎的な実験を通じて、実験心理学の基本的な方法と考え方を学びます。皆さんは、実験者や実験参加者として実験に参加するだけでなく、そこで得られたデータを処理し、それらをレポートにまとめることを、各実験について行います。つまり、単なる実験の体験ではなく、心理学における研究法としての実験について学びます。
単位修得には、8コマの授業すべてに出席することと、授業終了後に、すべての実験についてレポートを提出することが必要になります。

【授業テーマ】
第1回心理学における実験の意義
第2回ミュラー・リヤーの錯視1 実験
第3回ミュラー・リヤーの錯視2 データの処理
第4回ミュラー・リヤーの錯視3 レポートの書き方

第5回概念学習1 実験
第6回概念学習2 データの処理とレポートの書き方
第7回対人魅力1 実験
第8回対人魅力2 データの処理とレポートの書き方

【学生へのメッセージ】
この授業では、実験データの処理(計算)や実験レポートの書き方に、多くの時間が割かれます。そのため、実験心理学の概論程度の知識があることと、統計処理をある程度理解できていることが望ましいです。

【受講前の準備学習等】
心理統計の基礎的なところを見直しておいてください。標準偏差などを自力で求められれば問題ありません。

【成績評価の方法】
成績評価は、授業内で実施する実習課題への主体的な取り組みとレポートの評点により行います。

【受講者が当日用意するもの】
電卓(1日目のみ)

【教科書】
授業当日にプリントを配付します。

【参考書】
・心理学-実験・研究レポートの書き方(B.フィンドレイ/北大路書房/¥1,430/ISBN=9784762820465)
・理科系の作文技術(木下是雄/中央公論新社(中公新書)/¥770/ISBN=9784121006240)

【その他(特記事項)】
心理学実験1・心理学実験2・心理学実験3は、難易度の違いによるものではありません。いずれの科目からでも受講可能です。なお、この授業を受講するにあたっては、放送大学または他大学において心理学の講義(概論、研究法、統計学など)を受講し、4単位程度を修得済みであることが望ましいです。
事前に上記の講義を受講することが困難な場合には、放送大学のインターネット配信で「心理学概論(’24)」、「心理学研究法(’20)」、「心理学統計法(’21)」を視聴してください。

Pocket
LINEで送る