廣井良典 『生と死の時間 ー 深窓の時間への旅』 

生と死の時間 深層の時間への旅

死生学入門 1 広井良典 『生と死の時間 ー 深窓の時間への旅』 ミラクルゾーンに突入です | 日々の妄言、ざれ言、たわ言、世迷言

宇宙の時間と永遠

「永遠の中に浮かぶ(宇宙という)時間をもった世界」に私たちは生きているため死がある。

時間の無い世界の中に、ぽっかり浮かんでいる島のようなものではないか。

永劫回帰 – Wikipedia えいごうかいき

フリードリヒ・ニーチェの思想で、経験が一回限り繰り返されるという世界観ではなく、超人的な意思によってある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に、永劫的に繰り返すことを確立するという思想である。ニーチェは『この人を見よ』で、永劫回帰を「およそ到達しうる最高の肯定の形式」と述べている。永遠回帰とも言われる。

戦後の日本は、経済の成長・物質的な富の拡大こそが目標とされ、皆がそれを目指して突っ走って来た。しかし、その先にある老いや死ということにはあまり関心が払われなかったとされます。

言うなれば、老いや死はタブーとされ、例えば病院で亡くなった方は、専用通路を通り裏口から、ひっそりと隠れるように退院ならぬ搬出(※ もはや物体ですから)されてゆきます。つまり、死は隠されるものという考え方があります。

広井 良典 | 著者ページ | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース

 

みんなが寝静まった頃に 【死と生を見つめて】第2部・死生学(02) 生きる為の学問を大学院で

死と生を見つめ直す学びの場で、社会人が励んでいる。千葉市に住む理学療法士の高田雅子さん(49、左画像、撮影/西孝高)は、2021年春から東洋英和女学院大学大学院で死生学を学ぶ。生と死に関する哲学や生命倫理等の文献を読み、自身の経験を踏まえ考察する。体の機能を回復、維持させる役割の理学療法士が、患者の死と向き合ってもいいのだろうか――。長らく、この問いを抱えて過ごしてきた。

 

死生学・実践宗教学 | 東北大学 大学院文学研究科・文学部

 

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