人類誕生
人類誕生はいつ?
2.: ヒト(人類)の進化と拡散
1.: ヒト(人類)の誕生
人類の特徴と進化
「ヒト」とサルの大きな違いはいったい何でしょうか?それは・・・「 直立二足歩行 」です。
人類は 猿人→原人→旧人→新人 の順番に進化したといわれている。
この猿人から新人までの間に、大脳が発達し今のサイズに進化したと思われる。
それから、人類はその大脳によって様々なエネルギーを利用するようになった。
人類は進化の過程で脳のサイズが大きくなり、 知恵 を獲得しました。
そして 生き残るために道具や火を使うようになりました。
そして 生き残るために道具や火を使うようになりました。
ホモ・フロレシエンシスの身長と脳の大きさ
アウストラロピテクスは、脳の容量は現在の人類の1/3程度、身長も110cm~150cmとチンパンジーなみである。初期のホモ・エレクトスの脳容量は750mL~800mL程度であるが、後期には1100mL~1200mLにまで大きくなっている。
ネアンデルタール人:ドイツのネアンデル谷(タール)で最初に見つかった化石人類。ヨーロッパから中近東にかけて生活していた。脳の容量は1400mL~1600mL、最大で1700mLに達する
ホモ・サピエンスは1400mL程度。
ホモ・サピエンスの登場
【2017年6月8日CNN及び朝日新聞記事をもとに要約】2017年6月8日、イギリスの科学誌『ネイチャー』に、ドイツ・マックス・プランク進化人類学研究所などの研究チームが以下の内容を発表した。
- (発見内容)アフリカ北部モロッコで、約30万年前のものとみられる初期の現生人類ホモ・サピエンスの骨を発見した。見つかったのは青少年期の3体と青年期の1体、推定8歳の子ども1体の計5体の化石で、頭蓋骨の一部や下あごの骨などが含まれていた。同じ地層からは石器や動物の骨、たき火の跡も発見された。頭蓋骨は顔の特徴が現代の人類とよく似ているが、頭蓋は細長い形状で、初期の人類の原子的な特徴を備えていた。
- (従来の通説)ホモ・サピエンスの化石のうち、もっとも古いものはアフリカ東部のエチオピアで発見された19万5千年前の化石であった。これをもとに、ホモ・サピエンスは20万年前にアフリカ東部で出現したとする説が有力であった。
- (画期的な点)ホモ・サピエンスが東アフリカに限られていたとする定説を覆した。
- ホモ・サピエンスの化石はこれまで南アフリカや東アフリカで発見されていたが、北アフリカで見つかったのは今回が初めてである。これによって、「人類の揺りかご」がアフリカ大陸全体に広がったことになると研究チームは解説している。
- 30万年前ごろには、初期のホモ・サピエンスが既にアフリカ全土に分散していたと思われる。(33万年~30万年前のアフリカにはサハラ砂漠も存在せず、ほかの大陸とつながる部分もたくさんあったと推定される)。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35102457.html