モーリス・ユトリロ展

モーリス・ユトリロ展を見るために新宿に行ってきた。

SOMPO美術館は、障害者手帳の有効期限に煩いため前回は、切れていたため入場を断られて入れなかったが、新しい手帳が来たので、今回は入場出来た。しっかりと、有効期限を確かめられた。

モーリス・ユトリロ[注 1](Maurice Utrillo, 1883年12月26日 – 1955年11月5日)は、近代フランス画家。生活環境に恵まれなかったが、飲酒治療の一環として行っていた描画が評価され、今日に至る。母親であるシュザンヌ・ヴァラドンもまた画家であったが、彼らはそれぞれ違った方法で自分たちの絵画のあり方を確立している。7歳の時、スペイン人の画家・美術評論家ミゲル・ウトリーリョに認知されて、「モーリス・ユトリロ」と改姓した(後述)。


SOMPO美術館

【モーリス・ユトリロ展】 | SOMPO美術館

モーリス・ユトリロ(1883–1955)

画家シュザンヌ・ヴァラドンの私生児として生まれ、7歳のときにスペイン出身の画家・批評家ミゲル・ウトリリョ(ユトリロ)に認知されてその姓を名乗るようになります。中学校卒業後はさまざまな職を転々とするなかでアルコール依存症が悪化し、その療養の一環として絵画制作を始めました。ピサロやシスレーの影響を受けて厚塗りの画面を志向したのち(「モンマニー時代」)、1909年頃からパリの街の白壁を独自のマチエールで表現し、アカデミックな絵画とは一線を画す作風を確立します(「白の時代」)。その独創的な表現や半ば抽象化された画面空間により、エコール・ド・パリのなかでも特異な存在として高く評価されます。晩年は鮮やかな色彩を使用した素朴な作品を多く残しました(「色彩の時代」)。本年はユトリロの没後70年にあたります。


 

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