デ・キリコ展に行ってきた。大吉原展も
今日は、二つの美術館に行ったが、途中から頭は痛いし、足は弱るし、困ってしまった。が、それに耐えながら行って良かったと思えるものでした。
形而(physic)上(meta) metaphysic 形を超えた
形而上学ー魂や世界、神など、抽象的な概念を扱い物理的な現象を超えた領域を考究(深く考える)しようとする学問
デ・キリコ ジョルジョ・デ・キリコ – Wikipedia
1920年代の展開 「夢ー意味(ナンセンス)」死を目前にしてもびくともしない。
剣闘士 Gladiātor 生の無意味さが感じられる
形而上絵画 形而上絵画 – Wikipedia
・形而上的なミューズたち 【開幕】「デ・キリコ展」東京都美術館で8月29日まで 初期から晩年までの80点以上で巨匠の全体像に迫る – 美術展ナビ (artexhibition.jp)
ダンテ ダンテ・アリギエーリ – Wikipedia 神曲 – Wikipedia
ジャン・コクトー ジャン・コクトー – Wikipedia
「大吉原展」 3月26日~5月19日 東京藝術大学大学美術館
江戸幕府公認の遊廓(ゆうかく)・吉原は、文化発信の中心地でもありました。本展では、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館からの里帰り作品を含む国内外の名品の数々で、今や失われた吉原遊廓における江戸の文化と芸術を歴史的に検証し、その全貌に迫ります
江戸時代につくられた幕府公認の遊郭・吉原にまつわる浮世絵などを集めた美術展「大吉原展」が、東京・上野の東京芸術大学大学美術館で5月19日まで開かれている。売買春で成り立っていた吉原について、華やかな文化をアピールする広報などが批判された。負の歴史を持つテーマを扱うこの展覧会を、どう考えるか。
吉原は17世紀初め、日本橋に開設され、後に浅草寺の北に移った。大吉原展は、歌川広重や喜多川歌麿ら多彩な絵師による風俗画や美人画を紹介し、約250年にわたり続いた江戸吉原の歴史を中心にたどる。
大吉原展は、開催前の今年2月上旬ごろまでにはネット上で問題視されていた。展覧会の公式ホームページやチラシに、「江戸アメイヂング」「イケてる人は吉原にいた!」などエンタメ性の強い文言が躍っていたのだ。「女性の性暴力の歴史に触れていない」「吉原を美化している」といった批判が上がった。中には、開催中止を求める声もあった。
東京、4月から5月に行くべきアート展:タイムアウト東京のオススメ – ITmedia エグゼクティブ
次に紹介するのは、「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」。インテリアやプロダクトなどのさまざまなデザインや、トーベ・ヤンソン(Tove Marika Jansson)の物語「ムーミン」など、日本人にとって馴染み深い北欧の国々です。「ノルウェー国立美術館」「スウェーデン国立美術館」「フィンランド国立アテネウム美術館」の3館からえりすぐりの絵画コレクションが来日する、国内初の北欧絵画展となっています。
ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンクや、フィンランドの画家アクセリ・ガッレン=カッレラ(Akseli Gallen-Kallela)など、19世紀から20世紀初頭の国民的な画家たちの作品約70点を紹介。豊かな自然を描いた風景画や、憂いある色彩が特徴的な肖像画、神話をモチーフにしたドラマチックな作品など異なるテーマを通して、北欧の国々の作品に通底する空気感や色彩を伝えています。
「北欧の神秘 ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」は2024年6月9日まで、SOMPO美術館で開催。
さらに見逃せないのは、1959年に松方コレクションを母体として開館した上野の「国立西洋美術館」が、開館65年目にして初めて現代美術を大々的に展示した企画展。
参加作家は、飯山由貴、梅津庸一、小沢剛、小田原のどか、内藤礼、長島有里枝、パープルームなど実験的な制作活動を行うさまざまな世代のアーティストたち21組です。さまざまな問いから9つの章立てで展示が構成されました。
本展開催の背景には、「日本のアーティストたちに本物の西洋美術作品を見せ、彼らが作品から触発されることを期待した」という同館設立の経緯を今一度検証し自問する狙いがあります。
それと同時に、国立西洋美術館とはどんな場所なのか、参加作家らに問いかけ、これからの美術館の在り方を考える機会につなげることも期待されています。間違いなく歴史に残る、必見の現代美術展になりそうです。
「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」は2024年5月12日まで開催。
東京、4月から5月に行くべきアート展では、さらに展示会を紹介しています。是非チェックしてください。