グリコ、ITの精鋭部隊を年収500万円で募集→「悲劇のトラブル招いた原因」
システム停止している社内システムを抱えている人材募集なのに、500~850万円か、これでは、ろくな人材はあつまらないでろうなぁ。
もう、プッチンプリンはまともに、市場には出回らなくなるのだろうなぁ。
グリコ、ITの精鋭部隊を年収500万円で募集→「悲劇のトラブル招いた原因」 | ビジネスジャーナル (biz-journal.jp)
江崎グリコ株式会社/【大阪】社内SE(セールス・B2C領域)◆創立100年以上のグリコグループの情報システム部門/勤務地:大阪市西淀川区の求人情報 - 転職ならdoda(デューダ)
「プッチンプリンはまだ食べられないのか」
江崎グリコは6月11日、一部冷蔵品の出荷を25日から順次再開すると発表した。だが対象商品は牛乳などの飲料が中心で、プリンを含む洋生菓子の出荷時期は「未定」だったことからSNSでは落胆の声が上がった。
江崎グリコは4月3日に基幹システムの切り替え作業時にトラブルが発生し、物流センターにおける出荷データなどに不具合が生じた。同社製品のほか、江崎グリコが販売を請け負うキリンビバレッジの「トロピカーナ」なども出荷停止を余儀なくされている。障害発生から2カ月以上たってなお、主力商品の出荷を再開できない深刻な事態だ。
実際、江崎グリコとユニ・チャームの障害も、SAPの旧型システムを新型に切り替えようとしたタイミングで起きた。ユーザー企業の反対意見を受け、SAPはサポートの終了時期を当初予定の25年から27年に延長したが、対応が待ったなしの状況に変わりはない。
あるメーカー系システムインテグレーター(SIer)の関係者は「江崎グリコと類似したトラブルが今後相次いでも不思議ではない」と語る。ITエンジニアの不足は世界共通だが、25年の崖を引き起こす日本独自の原因があるからだ。
2024/06/27 21:19
【一転減益】国内の物流センターで発生したシステム障害で主力の洋生菓子「プッチンプリン」など冷蔵品の出荷が停止。販売減の影響を織り込み、一転減益予想に。
【海外好調】中国を中心にアジアでチョコスナック菓子「ポッキー」の販売が増える。国内冷蔵品の販売減を補い、増収を確保する。
グリコ、障害で売上200億円の損失…ベンダのデロイトに損賠賠償請求の可能性
ほぼすべてのチルド食品(冷蔵食品)が、社内のシステム更新作業に伴う障害により出荷停止となっている江崎グリコ。4月初めに障害が発生し、出荷再開時期がいまだに未定という異例の事態を受け、同社は今月8日、システム障害によって2024年12月期の営業利益が60億円、売上高が200億円下押しされる見通しだと発表した。業績に多大な悪影響が生じるため、グリコがシステム更新プロジェクトの主幹ベンダであるデロイト トーマツ コンサルティングに損害賠償を求めて法的手段を取る可能性も取り沙汰されている。今後の展開について業界関係者や専門家の見解を交えて追ってみたい。
グリコは業務システムについて、独SAPのクラウド型ERP「SAP S/4HANA」を使って構築した新システムへ切り替えるプロジェクトを推進してきた。旧システムからの切替を行っていた4月3日、障害が発生し、一部業務が停止。その後、一部商品の出荷が停止となり再開されたが、「プッチンプリン」「カフェオーレ」「アーモンド効果」をはじめとする大半のチルド食品は再び出荷停止に。さらにキリンビバレッジから販売を受託している果汁飲料「トロピカーナ」や野菜飲料の出荷も停止するなど、影響は他社にも拡大している。
「これまで生産・営業・会計など部門ごとで分かれていた古いシステムを統合型システムに置き換えるというもので、大がかりかつ難易度が高い作業であると考えられます。
新システムへの移行が1年以上延期されていたということなので、もともと作業がうまくいっていないなか、そろそろ大丈夫だろうということで4月に移行作業を行ったものの、想定外の事態が起きたということだろう。一般的にシステム開発においては切り替え・リリース前に何度もテストを実施して問題がないかを確認し、本番作業で発生しうるあらゆる問題を想定して対応プランを策定するが、本番作業がうまくいく前提でテストや障害時の対応プラン策定を適切に実施していなかった可能性も考えられます」(森井昌克氏/神戸大学大学院工学研究科 特命教授/5月4日付当サイト記事より
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