エリック・ホッファー

「生きる」ことに真摯であるということ

8月4日 実際には一つ一つの文章に頭をしぼらなkeればならなし、価値のあるものを書こうとするならば一つの観念を長い間一心に考えなkeればならないのである。

 

エリック・ホッファー – Wikipedia
エリック・ホッファー(Eric Hoffer, 1902年7月25日 – 1983年5月20日)は、アメリカの独学の社会哲学者。 目次. 1 来歴・人物; 2 著作; 3 脚注; 4 関連項目 …

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エリック・ホッファー 自分を愛する100の言葉 「働く哲学者」の人生論

小川 仁志
哲学者・山口大学国際総合科学部教授。1970年生まれ。京都市出身。京都大学法学部卒業。名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。米プリンストン大学客員研究員(2011年度)。専門は公共哲学・政治哲学。商社、市役所、フリーターを経た異色の哲学者。「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。各種メディアでも積極的に発言。公式ホームページ(http://philosopher-ogawa.com/

 

自分が好きな哲学者の一人にエリック・ホッファーがいます。7才で失明し、15才で奇跡的に視力を取り戻し、18才で天涯孤独の身になり、以後、仕事を転々としながら図書館で独学を続けた人です。サンフランシスコで沖仲仕を65才まで続けたことから「沖仲仕の哲学者」と呼ばれています。

「大衆運動」など大衆社会を分析した著書も優れていますが、ホッファーの残した多くのアフォリズムは人間の本質を捉えたものが多いです。

「好きなことをする自由がある時、人はたいてい互いの真似をしあう。」

「将来のことに気を取られると、あるがままの現在が見えなくなるだけでなく、しばしば過去をねつ造することになる。」

「幸福を追求すること。これこそが不幸になる主な原因である。」

Quoraにぴったりのアフォリズムもあります。

言語は質問するために考案された。回答は嘲笑とジェスチャーで与えられるかもしれないが、質問は言葉にしなければならない。人が最初の質問を発した時、人間性は現れたのだ。

社会的停滞は回答の欠如からではなく、質問する衝動の不在から生じる。

ーエリック・ホッファー

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