うつ病による休職からの復帰
休職者が復職を考える段階になった場合、会社からも必要に応じて、復職に向けたリワークプログラムを案内する等、スムーズな復職に向けた支援を行うことが望ましいでしょう。リワークプログラムは、うつ病等の精神疾患による休職者に対し、職場復帰に向けた支援を行うプログラムです。クリニック等において実施されるもの、地域障害者職業センターが実施するものなどがあります。
そのうえで、休職者が復職を希望する段階に至れば、復職可能であることを示す主治医の診断書を提出させたうえで、試し出勤の結果やリワークプログラムでの状況等を踏まえながら、復職の可否、方法を判断していきます。
復職の判定については以下の記事で解説していますので参照してください。
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夜間のシステム・トラブル障害の夜間電話対応により、睡眠傷害となり、心理的障害が発生している。このような会社員は、会社にとってお荷物なのでしょうか?