あと25年で、宇宙人が見つかるかもしれない……
「もうすぐ宇宙人が見つかるかもしれない」とのワクワクすぎる見解が、先日ついに発表された!
スイス連邦工科大学 チューリッヒ工科大学(ETH)の天体物理学者サーシャ・クアンツによると、今後四半世紀以内に太陽系外惑星で生命の証拠を確認できる可能性があるとのこと。
こんにちでは、すでに5,000以上発見されている太陽系外惑星。なかには、地球によく似た惑星も多く存在している。
しかし、そこから生命体を見つけるためには、それらの地球型惑星に大気があるかどうか、そしてその大気がなにでできているかを調べることが不可欠だ。
大気を調べる装置として有用なもののなかには、たとえばNASAが中心となって開発している「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」がある。しかしこれは、大気中の二酸化炭素や水の検出こそできるものの、地球のような遥かに小さい惑星を観測することは難しい。
そこでこのギャップを埋めるため、クワンツのチームは中赤外線と分光器を備えた特別な装置(METIS)を開発している。この装置は、現在チリの「ヨーロッパ南天文台」で建設中の超巨大望遠鏡(ELT)の一部となり、完成すれば世界最大の光学望遠鏡になる予定。
この新しい望遠鏡があれば、太陽系外惑星を大量に調べ、遠い星の大気を測定して生命の痕跡を探すことができるようになるそうだ。
「あと25年以内」という計画については、クワンツいわく「大胆ではあるが決して非現実的ではない」とのこと!
もし宇宙人がいるなら、生きているうちに見てみたい。そんな半分夢のような願いも、もしかしたら本当に叶う時がくるのかもしれない……。
近傍の赤色矮星をまわる新たなスーパーアースを発見
国立天文台、東京工業大学、イェール大学を中心とするグループが岡山天体物理観測所(以下、岡山観測所)の188cm望遠鏡とハワイの すばる望遠鏡・ケック望遠鏡を用いた観測により、HD 1605, HD 1666, HD 67087 という金属量過剰を示す3つの太陽型星の周りに合計で5つの系外惑星を発見しました。
海を持つ惑星は赤色矮星の周りに意外と多く存在する可能性
宇宙最期の日まで輝く人類移住の希望の星「赤色矮星」が理解できるアニメーション
片道飛行の火星移住計画に約20万人が応募するなど、地球以外の惑星で人類が居住できる可能性が探られていますが、10億年後には火星はおろか太陽系に人類安住の地は失われてしまうと言われています。そんなはるか未来に人類が移住できると考えられているのが、宇宙最期の日まで輝き続ける寿命を持つ恒星の「赤色矮星」周辺の惑星なのですが、一体赤色矮星とはどんな恒星なのか、ということがアニメーションでわかりやすく解説されています。