健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿

内容的には、良く知られていることでした。そのなかで第3章 金銭的リスクは早めの対策がカギの最後で「お金を稼ぐことは最高のエンターテイメント」と書かれていた、

お金と健康は、心の余裕を作る。心の余裕は、お金と健康に不安がないときにしか生まれない。

お金の不足は、ムリな働き方をしなければならない、そして健康を害するため悪循環を生む。

お金の不足だけでも心の余裕がなくなるのに、その上に、余裕がないために間違った判断、つまりムリな働き方をしてしまう。そして時間的な余裕もなくし、ついには健康まで害してしまう。そうなってしまうと、まったく心の余裕がなくなってしまう。まさに悪循環である。

そのため、如何にお金の余裕を持つことが大切で、それは、早めに準備し実行しなければならない。インデックス積立投資やドルコスト平均法などにより、若いうちから少しずつ毎月積み立てておくことが大切である。

毎月積み立てていることでも、金銭的余裕が生まれ、そのことにより、心の余裕が生まれ、生活の好循環が生まれるのだ。

そして『手に職がないまま、65歳の定年を向かえてしまうことが本当に怖いことである。」と書かれている。私は、お金を貯めて、定年をむかえ、慎ましい年金生活をすれば問題ないと思っていたが、そうではないらしい。

私たちは、一回しかないこの人生のなかで、さまざまな創意工夫で「お金を稼ぐことは最高のエンターテイメント」であると考えるスイッチを押す必要性があると、書かれいる。

新しいことにチャレンジできない辛さ。(旧式の生活様式をすることは、コストパフォーマンスはよいが、世の中から取り残されるし、効率も悪くなる)

高齢になっても社会とのつながりを持ちつづけ、何らかのフロー収入を持つことは、市場のプレーヤーとしてあり続けることです。そのようなヒリヒリした環境の中で自分の競争力を下げないようにすることが、最高のアンチエイジングになる。

 


「健康に過ごして長生きをしたいけれど、お金も身体もどうなっていくんだろう」――漠然とした不安を抱えたまま、老後を迎えるのは危険です。
本書では、経済評論家の勝間和代さんが、長生きをするための方法をロジカルに分析し、また、長生きをしたときの「リスク」をどうやってマネジメントするかを徹底的に考えます。
リスクがあれば「リターン」もある。快適で幸せな人生を過ごすための「勝間式 長生きの本」が、ついに発売です。

●「プロローグ」より抜粋
どのように老化というリスクを管理しながら、社会的に孤立せずに周囲とのネットワークを保ち、金銭的なリスクもマネジメントしつつ、100歳まで幸福度を下げないでいられるか。
いえ、むしろ幸福度を100歳まで上げ続けることができるのか。
これが、ここ数年の私の大テーマとなっています。
(中略)
その1 身体的リスクを最小限に抑え、はっきりとした頭と健康な身体で過ごす自由を持つこと
その2 金銭的リスクを抑え、一生の間、フロー収入の範囲で暮らせる自由を持つこと
その3 社会的リスクを抑え、家族や友達、そして社会と円満な関係を保ち、孤独にならないこと
このように、「身体的リスク」「金銭的リスク」「社会的リスク」といった3つのリスクをしっかりと管理する必要があるのです。
いわば、人生100年時代の幸せの条件は、この3つなのです。
(中略)
本当に達成したい人生のゴールというのは、やはり、死ぬ間際まで、自分が自分らしく生きているということ、それが自分にとって価値があると感じられるように最後まで生きられるということだと思います。
これからの50年、あるいはそれ以上に長い未来のリスクを、いかにマネジメントし、幸福を手に入れることができるか、ぜひ、本書を通じて私と一緒に考えていきましょう。

【目次】
プロローグ 長生きリスクという事実に向き合う

第1章 長生きのリスク・リターンを見極める
老化とは、死に至る慢性病である
長生きリスクを考える
長生きリスクその1 身体的衰えのリスク
長生きリスクその2 金銭的収入減のリスク
長生きリスクその3 社会的つながり減のリスク
時間割引率をコントロールする

第2章 長生きに伴う身体的なリスクをどう抑えるか
わかってきた老化のメカニズム
老化を防ぐ食生活を身につけよう
精製された米食文化の功罪
タンパク質の過剰摂取は寿命を縮める
プラントベース・ホールフードを心がける
お酒は飲まないに越したことはない
身体的リスクは運動で軽減できる
睡眠ファーストの生活が長生きリスクを回避する
歯と口の健康が長生きリスクを回避する

第3章 金銭的リスクは早めの対策がカギ
老後もフロー収入を得られるようにする
年金を受け取らない覚悟をする
金銭的リスクのコントロールは、「ドルコスト平均法」で解決
お金に余裕がある間は誰でもだいたい良い人
保険と遺産の考え方
お金を稼ぐことは最高のエンターテインメント

第4章 老化と社会的リスク
高齢者に社会的つながりがなくなる理由
一生働ける仕事を選ぶ
自分のことは自分で面倒を見るようにする
自分を頼りにする存在を持つこと

第5章 これからの年代別のリスクを想定していく
私たちは嫌でも年代別に判断される
60代の長生きリスク
70代の長生きリスク
80代の長生きリスク
90代以降の長生きリスク

エピローグ 幸せな死を迎えるために

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商品の説明

著者について

勝間和代(かつま・かずよ) 経済評論家、株式会社監査と分析 取締役、 中央大学ビジネススクール客員教授 1968年生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワークライフバランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分野で発言を行う。主宰する「勝間塾」にて、なりたい自分になるための教育プログラムを展開するかたわら、麻雀のプロ資格取得、YouTuberなど、活躍の場をさらに拡大中。テレビや雑誌で専門知識をフル稼働させた節約法や、自身の体験と研究をもとにした家事、家電選びのアドバイスも人気。『2週間で人生を取り戻す! 勝間式 汚部屋脱出プログラム』(文藝春秋)、『勝間式 超ロジカル家事」(アチーブメント出版)、『勝間式 食事ハック』(宝島社)など著書多数。公式YouTubeチャンネル「勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube」を配信中。
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