人から怒鳴られるって、いや?

すぐ怒鳴る人を実はまるで恐れなくてもいい理由

怒鳴られても、良くわからないので、そういう人のいうことは聞かなくてもいいと思う。

大きな声で怒鳴りつける人を恐れる必要はありません。怒鳴る人たちは、自分の地位が脅かされることが怖くて、大きな声を出して威圧するという実力行使に及んでいるだけだからです。
本当に優れた人は、怒りを爆発させて相手を自分の言う通りに強制したりしません。
「当たり前」と言われ、強いられたルールには疑問を持つことが必要です。名目だけの言葉が一人歩きして、実際にはどのようなことか、誰も分かっていない場合も多いのです。大ベストセラー『嫌われる勇気』の著者、岸見一郎氏による新刊『怒る勇気』より一部抜粋・再構成してお届けします。

ひろゆき「怒られることはリスクでない」と語る訳

万人に好かれなきゃいけないって本当に?

嫌われたら嫌われたで、「あ、そうっすねー」です。

怒られるのはおいしい

人に怒られることじたいをマイナスと感じる人もいるでしょうが、特に傷ついた人がいなくて実質的に損害がない場合、怒っている人を見られるというのは、おいらにとってはエンタメなのですよ。

会議で怒っている人とかはめちゃめちゃ好きで、「わー、怒ってる、怒ってる」と、かなり面白がっています。

怒っている人に、どういうボールを投げたら怒りが上がったり下がったりするのかというのを試すのもけっこう好きです。怒りのガソリンをわざとくべて、「おっ、すげー、そこで机たたくか!」とかを、心の中でニヤニヤしながら見ています。

殴られても「ちょっとおいしい」ぐらいに思っていますからね。実際に殴られたらけっこうお金がもらえるじゃないですか、なので「お得」みたいな……。

怒られるキャラで困ったことはない

要は、怒られることは大したことないということが、慣れているおいらには、ずいぶん昔からわかっているわけです。

ビジネスシーンでは、怒られると「自分の価値が下がる」とか「自分が低く見られる」といったことを気にする人もいるようです。基本的には、仕事の評価というのは「結果が出るかどうか」なので、プロセスとか態度とかはあまり関係がないのではないでしょうか。結果が失敗したときも、失敗しても責任がこないような布石さえちゃんと打っておけば大丈夫のはずです。

たとえば、判断をするときに自分の独断ではなくて「この人が判断した」とか「みんなでこれは進めようって言ったよね」とか、いわば責任の所在をきちんとしておけば、過度に責められることはないはずなのですよ。

自信がなく、自分の意見を言わない(言うのが苦手な)人

声が小さく弱々しい人

人の顔色を伺い、嫌われることを恐れている人

見た目が地味な人

自己犠牲をしすぎる人

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