お金持ちは意外なところにお金を使う!富裕層があえて節約しないもの

お金持ちは長期的な目線で物事を見て節約していて、将来的に節約につながるのならあえてお金をかけることがある。たとえば、歯が痛くなかったとしても、虫歯がないと分かっていたとしても、欠かさずに歯科検診は行うという。お金持ちがあえてお金をかけるものとして、次のようなものが挙げられる。

(画像=chachamal / stock.adobe.com)

(画像=chachamal / stock.adobe.com)© 富裕層があえて節約しないもの

■富裕層が「あえてお金をかける」もの──歯科に定期的に通う理由

富裕層はお金がない人とは違って、長期的な目線で節約をしている。長期的に見て節約できることであれば、今お金を使うことを惜しまないのもお金持ちの特徴だ。お金持ちがやっている節約術にはどのようなものがあるのだろうか?

●定期的に歯科検診を受診している

お金持ちは、定期的に歯科検診を受診している。たとえ歯が痛くなかったとしても、虫歯がないと分かっていたとしても、欠かさず受診する。

歯科検診は半年に1回、金額は年間6,000円程度だ。

どれだけ丁寧に歯を磨いても、歯垢は残る。歯垢はやがて歯石になり、歯周病の原因にもなることも。

痛みや歯のぐらつきなどの症状が出てから歯医者に行っても、手遅れというケースは多い。通院回数も増えて、お金と時間がかかる。

いまあえてお金を使うことで、将来かかるお金や時間を節約できるうえに、歯の健康も保てるだろう。

●目的なくコンビニへ行かない

お金持ちは、目的を持たないでコンビニへ行くことはない。

スーパーなどと同じく、コンビニにも「買い物をさせる」ためのマーケティングが施されている。

そのため、目的なくコンビニに行くと「何となく」買ってしまうだろう。

商品の価格もスーパーやドラッグストアなどよりも高いため、1回あたりの出費は小さくても、回数を重ねるごとに金額がかさむ。

1回の買い物は500円だったとしても、20回行けば1万円だ。

目的のないコンビニ通いをやめれば、余計な買い物をする時間も節約できるだろう。

■お金持ちは「こんなもの」まで節約していた!

「お金持ちになれば好きなだけお金を使える」と思っている人は多いかもしれない。しかし、本当のお金持ちの中には節約に取り組み、収入や資産額に比べてはるかに少ないお金で生活している人もいる。質素倹約を心掛け、無駄なお金を使わないからこそお金が貯まるのだ。富裕層が実践している節約ポイントはどこにあるのか?

●不要な手数料・利息を払わない

お金持ちの多くは、手数料や利息を払うことを嫌う。費用対効果を重視しており、手数料や利息の負担を減らすために、複数の商品・サービスを徹底的に比較検討する。

たとえば、資産運用をするときには、金融商品の手数料が運用成果に大きな影響を与える。

そのため、少しでも手数料が安い金融商品を探して投資を行う。

事業やマイホーム購入のために借入をする場合は、金利に強くこだわる。適用金利が少し違うだけで、毎月の返済額や総支払額に大きな差が生じるからだ。

また、少しでも好条件で借りられるように複数の金融機関にアプローチしている。

お金持ちになりたいなら、不要な手数料・利息を払っていないか見直してみよう。

●無駄な税金を払わない

お金持ちは、無駄な税金を払わないことを強く意識している。法人化したり経費の使い方を意識したり、各種控除を利用することにより、合法的に税負担を軽減できることを知っているからだ。

節税に取り組むかどうかで、手元に残るお金は大きく変わってくる。

「節税はお金持ちがやるもの」と思うかもしれないが、会社員でも節税はできる。

たとえば、ふるさと納税をすると所得税の還付や住民税の控除を受けられ、自己負担2,000円で地域の特産品がもらえる。

資産運用に取り組む場合は、iDeCo(個人型確定拠出年金)で投資信託を購入すれば掛金が所得控除となり、所得税や住民税の節税になる。

税金の仕組みについて勉強し、できる範囲で節税に取り組んでみよう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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